メガネのササガワ(東京北区十条)です。
3月にオープンする雪国のメガネ屋さんの真似をして
レンズ越しに画像を撮ってみました。
こちらはマイナスレンズ(凹レンズ)で
像が縮小しています。
そしてこちらはプラスレンズ(凸レンズ)で像が拡大しています。
透明な一枚のカーブした板ですが、人間の眼の代わりをしてくれる
とっても重要なパーツですから知って頂きたいと思います。
レンズのお話しも多岐にわたりますが先ずおさえておきたい事は
次の6つです。
素材
コーティング
機能
屈折率
比重
アッベ数
それぞれについてお話視していく予定ですので
宜しくお願いいたします。
今回は素材について書きますね。
現在国内で出回っているレンズの95%以上はプラスチックです。
それぞれの特徴をまとめるとこんな感じです。
素材 | 長所 | 短所 |
プラスチック | 軽量 割れにくい(安全) カラーが豊富 加工制限範囲が広い コーティングの種類が豊富 機能レンズが多い 新設計レンズが多い | キズに弱い 熱に弱い 耐久性が短い 屈折率1.76まで |
ガラス | キズに強い 熱にい強い 耐久性が長い 透明感がある 屈折率1.9がある (一番薄くなる) | 重い 割れる事がある カラーが少ない 加工制限がある コーティングの種類は少ない 機能レンズが少ない 新設計レンズは少ない |
プラスチックレンズの耐久性も年々強くなっていますし、
なんといっても軽いというのは掛け心地にも大きく影響しますので
一度軽いレンズに慣れてしまうと重い方へ戻ることは先ず無理でしょう。
新製品のほとんどはプラスチックで、年々ガラスの生産量は少なくなっていることもあり
同程度の設計で比較した場合プラスチックレンズよりガラスレンズの方が高価格になります。
それでも強度近視の方や、熱の高い場所や温度差の激しいところやホコリなどの多い環境下で
使用の方にはガラスを好まれて使用していらっしゃる方もいます。
レンズを選ぶ時の参考にしてくださいネ。
ではまた・・・店長