メガネのササガワ(東京北区十条)です。
レンズを購入する時に厚さとか重さは気になるところですが、
アッベ数について気になさる方はほとんどいません。
そもそもアッベ数とか色分散(色収差)って何だか分かりませんよね。
下の表のように、薄型レンズになればなるほど色分散は増えます。(アッベ数は小さくなる)
色分散(色収差)は少ない方が良いのでアッベ数は大きい方が理想です。
では色収差(色分散)とは、
そもそも光は、色々な色の集合体です。
それぞれの色は、曲がり方が異なります。
レンズを通った光は、一点に集まらずににじむのです。
これが色収差です。
蛍光灯のまわりに色にじみがでる。
文字のまわりが何かにじむ。
といった訴えがあります。
色にじみの少ないレンズなら屈折率1.50のレンズが良いのですが
レンズが厚い、重い、紫外線カットが標準装備されていないなど
デメリットが多いので、メガネのササガワではおススメしていません。
色にじみが出やすいのは、強度数の方で高屈折率レンズ、
大きなレンズサイズでレンズの周辺を通して見た場合などです。
またプリズム処方をした場合です。
実際に日々販売していての実感ですが、
弱度数の方はもちろん、強度数で高屈折率レンズでお作り頂いた場合でも
色にじみを訴えるお客様は皆無です。
強度の方はサイズの小さなメガネにする場合が多いのと
レンズの周辺で見るような事はしないのではないか。
色にじみに慣れている(気にならない)などが考えられますね。
あとは掛ける人の感じ方も大きいかもしれません。
繊細な方は稀に気になるようです。
お客様の方では、そんなこともあるんだと頭の片隅に入れておく程度で
良いかもしれませんが、我々おススメする方としては、確りと考慮しておく
レンズの要素です。
ではまた・・・店長
こちらも予約お待ちしております。
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