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ブルーライト再考〜ブルーライトは悪者か?

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メガネのササガワ(東京北区十条)です。

4月29日(日)のルテイン測定会の予約が少しづつ入ってきております。

午前中は満員になりましたので、ご検討中の方は午後にお願いいたします。

さてルテイン測定会をまえに改めてブルーライトについて考えました。

ブルーライトとは?

目に見える光(可視光)の中の青い光で太陽から降り注ぐ光のひとつであり

特別な光ではないということ

しかし数年前にブルーライトカットレンズとかパソコンメガネとして認知されてから

ブルーライトは目に悪いとか身体に悪影響があるという言葉だけが独り歩きしている

印象があります。

メガネ屋として正しい情報、有益な情報を伝えなければなりませんが

それを強調し過ぎたり、デメリットや売り上げにならない?情報は後回しに

なりがちで気を付けなければいけないと思っています。

ブルーライトは、LED液晶やLEDライトにも含まれていますが太陽光からの

それと特別に違うわけではありません。

参照図(ざっくりとした図です)

確かにブルーライトHEV(高エネルギー可視光)波長380〜500のの光で

黄色にくらべ短い波長でエネルギーが強い事は間違いのない事です。

眩しさ、チラツキ、疲れ目の原因であるとか、眼疾患のリスクがあるとか、

体内時計との関係で昼間は浴びた方が良く夜は避けた方が良いとか、

360〜400の波長のバイオレットライトは近視進行の抑制になるとか、

411の波長が酸化ストレスに影響があるとか・・・など研究結果があげられています。

それはもちろん嘘ではありませんがすべての原因がブルーライトからだけとは書かれてはいません。

つまり原因は一つではないという事です。

むしろ複数の原因が絡み合っていると考えた方が良いです。

ですからブルーライトの影響があるという事も知って頂きたいのですが

必要以上に怖がる事もありませんし

原因はそれだけじゃないという事も考えて頂きたいのです。

眩しさ、チラツキは可視光線全体の光量の問題も考えられます。

疲れ目は度数そのものが合っていなかったり、両眼視機能の問題もあるかもしれません。

急速に変化するライフスタイルや生活環境そのものによる影響もあります。

影響の受け方や感じ方には個人差があるはずです。

ブルーライトカットレンズが効果があると感じる方もいれば

全く感じない方もいます。将来的な眼疾患リスクに対しての効果も

今の段階ではだれにも分かりません。

万が一に備えての保険の様なものとお考え下さい。

29日(日)に開催するルテイン測定会ブルーライトと中の411という波長の

影響があると言われているルテイン量を測りますが、

だからと言ってブルーライトは悪いとかブルーライトカットレンズ

買ってくださいいう事が目的ではなく、目の健康や食事の大切さを知って頂いたり

ブルーライトだけが原因ではないという事を知って頂くきっかけになればと思っています。

ではまた・・・店長

 

 


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