メガネのササガワ(東京北区十条)店長です。
1997年頃から画期的な遠近両用レンズが開発されるようになった背景には
コンピュータによる設計が可能になったことも大きかったと思います。
一部の人しか慣れなかった遠近両用レンズから誰もが慣れやすい遠近両用レンズへ
そして慣れやすい遠近両用レンズから誰もが掛けられる遠近両用レンズへと進化してきました。
そのために沢山の要素をレンズに盛り込んでいくのですがちょっと専門的過ぎるので
かなりはっしょって説明します。遠近両用レンズには累進帯というのがあって
この要素をレンズの前面に配置するのか、レンズの後面に配置するのかで
使い勝手が違ってきます。
それぞれの設計によるメリットデメリットはこうです。
さらにボケやユガミを減らすための非球面化による最適化です。
外面非球面→内面非球面→両面非球面へと進化してきました。
2000年代に入り、累進設計と非球面設計の組み合わせにより多彩な遠近両用レンズが登場しました。
次回に続く
ではまた・・・店長