定休日の火曜日に日帰りで名古屋まで行ってきました。
目的は、日本眼鏡技術者協会認定講習会
「プラ枠マスターへの道、プラスチックフレームの調整と修理技術に関する理論と実技」
愛知県眼鏡小売り商協同組合青年部主催
講師 京都高島屋メガネサロン 崎谷茂樹氏
メガネの5大要素といえば「フレーム・レンズ・検査・フィッティング・加工」です。
これにプラスするならばフレームの修理ではないでしょうか。
メガネのササガワで取扱うメインフレームの品質レベルならばほぼ破損する事は少ないと言っていいと思います。もちろんお使い頂いているお客様のメガネに対する意識の違いが大きいのも確かです。それでも年に数回破損してしまったとか他店で買ったメガネの修理持ち込みがあります。
最近のメガネ修理専門メーカーのレベルは相当高く、1週間〜10日間ほどで綺麗に再生可能な場合がほとんどです。
それでも時々、すぐ治してあげたい、預かることが無理、メーカーに出す時間が無い、などの理由で自店で応急的でも直せたらと思うことがずーとありました。
業界内でも数々のいろいろなセミナーが開催されていますが、実践的な修理のセミナーは意外と少ないんです。これはチャンスだと思い切って参加してきました。
場所は名古屋眼鏡本社で11時〜15時(プラ枠編)
みんな少しでも技術を持って帰ろうとガブリ付きで見たり、記録したり、質問したりしていました。
プラ枠の鼻パッドが合わない時に既存のパッドを取って違うパッドに取り換える修理です。
これは当店でも以前からやっている事ですが、同じことやるにしても目から鱗の事が沢山ありました。プラ枠材質の見分け方、パッドの削り落としのコツ、磨き、溶かしのコツ、接合のコツ、パッドの削りだし、修正、磨きのコツ、一つ一つ丁寧に教わりながら実践してきました。
その他に、熱による埋め込み丁番の角度調整や引き抜きや埋め込み、リムの接合、ブリッジ折れの繋ぎなどたっぷりと3時過ぎまで学んできました。
(メタル枠編に続く)